どうも、カラオケが苦手なレイくんです！
今回は出会い系の話ではなく、
10年以上前に僕がカラオケ店でバイトしてた頃の思い出です。
店の常連に、カラオケをラブホ代わりに使うヤリマンちゃんがいました。
急にその子のことを思い出して、
記憶が薄れる前にブログに残しておきたくなったんですよね。
では、その彼女との思い出をお話しします。
ガラガラなカラオケ店でアルバイトしていた頃
１０年以上前、僕が大学生だった頃、ローカルなカラオケ店でバイトしていました。
今はもうなくなってしまった店ですが、愛想がよく働き者だった僕は店長にかなり気に入られていたんです。
ある日、新店舗を出すという話が出ました。
飲食店すらほとんどないようなマイナー駅からさらに少し離れた場所で、
どう考えても近所の人しか来ないような立地です。
客数は期待できないので、
昼間はワンオペで回す可能性が高いと言われました。
なぜそんな場所に出店するのか今でも謎ですが、
居抜き物件でコストが安く、ライバルがいない地域だから勝負できると踏んだんでしょうね。
ワンオペとなると、ある程度トラブルにも自分で対処できる人が必要です。
そこで白羽の矢が立ったのが、店長のお気に入りの僕でした。
自宅からの距離は変わらないし、断る理由もなかったので、
僕は新店舗で働くことになりました。
唯一の不安は、その場所が下町で地元でも治安が悪いと有名なエリアだったことくらいです。
想像通りガラガラな新店舗
ワンオペは予想以上に大変でした。
理由は客層が悪かったからです。
深夜のドンキにいそうな学生が多く、
店の前には変なハンドルの形をした改造自転車がズラリ。
10年前でも絶滅危惧種扱いだったヤンキーが大量にいました。
彼らはフリードリンクのグラスを割って遊んだり、
床や壁でタバコを消したり。
清掃に1時間以上かかる日もザラでした。
火事になったら大問題なので、
結局店長に相談してヤンキーたちを片っ端から出禁に。
しつこく来るやつを追い返すのは面倒でしたが、
そのおかげで仕事は劇的に楽になりました。
平日は客がゼロで終わる日もあるくらいで、
退屈すぎて掃除したり厨房で料理やお菓子を作ったりしてました。
僕にとっては天国のようなバイト先になったんですが、
客の来ない店は、セックスする場所に困った女子にとっても天国だったようです。
地味系女子はカラオケでセックスするのがお好き
ある日、帰り際の客が
「隣、絶対してたよねーww」
って笑いながら出て行ったことがありました。
してた？
何を？？
……まぁナニですよね。
その隣の部屋に入れたのは
黒髪ロングで眼鏡の真面目そうな女性と、
ボサボサ頭でヒョロッとしたメガネ男性のカップル。
最近よく来てた二人です。
清掃に行って壁に耳を当ててみましたが
聞こえてくるのはDAMチャンネルの音だけ。
曲を入れて普通に歌い始めてました。
退出後の部屋もゴミ一つなくピカピカ。
「してたよねー」ってのは
ただの聞き間違いか、別の意味だったのかもしれません。
僕はそのときは特に気にしませんでした。
早番のバイト仲間の証言
早番は基本ワンオペなので、引き継ぎの遅番の人としか顔を合わせません。
週5で入ってた僕は、休みの日を埋める「会ったことのない早番の人」がいることだけはシフト表で知ってました。
その人の名前は岡崎くん。
シフト表でしか存在を知らない謎の人物でした。
ところが、ある時期から岡崎くんが僕のシフト中に遊びに来るようになったんです。
年上なのに憎めない甘えん坊キャラで
「フードのオーダー全部断ってるｗ」
「だって作り方知らないもんｗ」
と言いながら、自分のまかないだけはしっかり作るタイプ。
ちなみに出禁にしてたヤンキーたちがしつこく来てたのは、岡崎くんのシフトだと普通に入れてたからでした。
ある日、岡崎くんがコソコソ耳打ちしてきました。
「レイくんレイくん、さっき帰った眼鏡の女の子、いつもセックスしてるよ！」
……えっ。
じゃあ客の「隣してたよね」発言は聞き間違いじゃなかったのか。
部屋を清掃してもゴミ一つなくて綺麗だったけど、
岡崎くんの証言で完全に確定です。
僕「でも部屋めっちゃ綺麗ですよね」
岡崎君「精子ティッシュ全部持って帰ってるんだよ！」
岡崎君「あんな地味な見た目なのにエロすぎ！！」
岡崎君「よく見るとおっぱいでかいんだよね！俺も挟まれてー！」
岡崎くんはぬいぐるみを股に挟んで
ペンギン歩きで興奮しながら部屋を徘徊してました。
６番ルームの女
そのうち、眼鏡女子は部屋番号を指定してくるようになりました。
眼鏡女子「6番ルーム空いてますか？」
6番ルームは機種は古いけど一番奥で、
外から覗かれにくい構造の部屋です。
僕「あー…今は他のお客さんが入っちゃってますね」
眼鏡女子「空いたらその部屋に移動できますか？」
何が何でもセックスする執念を感じます。
僕「わかりました。空いたらコールしますね」
僕としてはゴミまで持ち帰ってくれてるし、
特に咎める気はなかったので、
彼女が来ると聞かれる前に6番ルームの空き状況を案内するようになりました。
色んな男を６番ルームに連れ込む眼鏡女子
完全にセックスできる場所だと確信したのか、
眼鏡女子は週3くらいのペースで通うようになりました。
しかも毎回相手が違うんです。
最初はボサボサ髪の細いメガネ男子（たぶん彼氏）だったのに、
次は全然系統の違うチャラ男、
さらには明らかに10歳以上年上の男性まで連れてきます。
いつも6番ルームを指名。
空いてなかったら「空いたら移動できますか？」と必ず聞いてくる執念。
当時は「遊んでるなー」くらいにしか思ってなかったけど、
今考えると完全に主導権を握ってるタイプのヤリマンでした。
色んな男を自分のホームグラウンドに連れ込んでくる手慣れ具合から、
出会い系で釣って「いい部屋あるからカラオケ行こう」と誘ってるのが丸わかりです。
間違いなく出会い系で積極的に男漁りしてたんだと思います。
店舗閉店、みんなの天国がなくなる
カラオケ店は赤字を垂れ流し続け、結局2年持たずに閉店してしまいました。
僕にとっては楽なバイトが消えただけでなく、
彼女にとってはヤリ部屋が、
岡崎くんにとっては「お楽しみな場所」が
一気に崩壊したわけです。
まさにみんなの天国が終わった瞬間でした。
僕は元の店舗に戻るのを断って別のバイトを探すことに。
唯一の心残りは、眼鏡女子にアプローチしなかったことです。
僕はいわば彼女の「秘密の共犯者」でした。
言われなくても6番ルームに案内してたし、
色んな男を連れてきてるのに彼氏には黙ってることもお互い様。
彼女も僕が協力してることに気づいてたはずです。
フードプレゼントの手続きで携帯画面を見せてもらうとき、
わざと胸を押し当てるくらい密着してきたり、
僕の手をそっと握ってきたりしてました。
部屋で次の男が待ってるのに、ですよ。
当時の僕はまだ遊び人じゃなかったから気づかなかったけど、
完全に「誘ってる」空気でした。
今なら絶対に6番ルームに連れ込んでます。
こういう能動的なヤリマンちゃんは、
出会い系やってても年に1～3人くらいしか出会わないレアキャラ。
リアルでチャンスがあったのに逃したのは本当に惜しいです。
あの6番ルームに入りたかったなあ…。
以上、若いころの思い出話でしたｗ
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