前編はこちら↓


2回目のデートは手をつなぐ
Eちゃん「すみません、あと3分で電車が着きます」
僕「了解!改札の前で待ってるね」
Eちゃん「トイレに寄るので、正確には5分後です」
いや、そんなに正確じゃなくていいんだけど……。笑
やがてEちゃんが改札を抜けて現れる。
服装も雰囲気も、やっぱり普通の女の子って感じだ。
今回は会ってすぐ、彼女の手を取ってみた。
理由はシンプル。
前回のようにどこかへフラフラ行かれたら困るから、捕まえておきたかった。
手を繋いで歩いたおかげか、前回よりは一緒に歩くペースも合っていた。
……とはいえ、急に方向を変えたりするクセは健在で、何度か腕をグイッと引っ張られる場面もあったけど。
そのあとは、買い物をしたり食事をしたり。
基本的には前回と同じ流れです。
会話はあいかわらず弾まないし、気を遣ってくれる感じもない。
それでも、一緒にいるのに少しだけ慣れたのか、僕のほうも多少は肩の力が抜けてきた気がする。
一人でバクバク食べて、当然のように奢らせようとしてくるのは変わらないけど、まあ…扱いには慣れてきた。
今日のデート、もしかしたら前よりマシかもしれない。
一人行動開始
今回はうまくいくだろう。
そんな期待を胸に抱いた僕だったが、現実はそう甘くなかった。
観光地をひと通りまわり終えたあと、次は展望スポットで夜景を見る予定だった。
ただ、かなり歩いて疲れていたし、日が沈むまで時間もあった。
だから僕は、近くのカフェで少し休憩しようと提案した。
Eちゃん「次はどこ行くんですか?」
僕「展望台のほうかな。でもまだ明るいし、ちょっとカフェで休まない?」
だが、彼女はまったく聞く耳を持たず、
「私は歩けます!」
そのままズンズン歩き出す。しかも速い。
いや、別に競歩じゃないんだけど。
僕は足がパンパンだったのに、彼女は一切立ち止まらず、さらにはこっちを振り返りもしない。
そして、ついに完全に見失ってしまった。
観光地に遊びに来てるはずなのに、なんで僕、今ひとりなんだ…?
テンションもだだ下がりで、とうとう僕は夜景スポットにたどり着いたものの、カップルや家族連ればかりで完全にアウェー。
彼女を探しても見つからないし、もういいかと思ってLINEを送った。
僕「見失ったから帰るね」
すると、しばらくして返信が来た。
Eちゃん「さっきまで展望エリアにいました。今はどこにいますか?」
僕「そこから駅に向かって歩いてるよ」
Eちゃん「駅の近くの雑貨屋に寄ります。よければ合流したいです」
(またピンポイントな場所…)
僕「じゃあその店の前で待ってて」
――と言ったはいいが、その店が微妙に遠い。
トボトボと向かいながら、内心ちょっと考える。
(さて、どう伝えるかな。ガチ説教はしたくないけど、さすがに一言は言いたい)
ようやく雑貨屋に着くと、店の前で彼女がぽつんと立っていた。
僕に気づくと軽く会釈をして、バッグから小さな紙袋を取り出す。
Eちゃん「これ、よかったらどうぞ」
手渡されたのは、なんかよくわからないけどオシャレな紅茶のセットだった。
謝罪の気持ちなのか、お土産のつもりなのかは不明。
ただ、彼女の目がうっすら赤くなっていて、ちょっと泣いてたのかもしれない。
僕「さすがに、勝手にひとりで行っちゃうのはダメだろ」
僕がそう言うと、彼女は小さくうなずいた――
と思ったら、次の瞬間スマホをスッと見せてきて、
「私の通ってた中〇校で文化祭があるみたいです」
……今それ関係ある!?
ちょっと待ってくれ、脈絡どこいった。
相変わらず、読めない子だった。
怒涛の謝罪攻撃
結局、彼女とは駅まで並んで歩いたあと、そのまま解散となった。
はっきり言って、疲労困憊だった。
楽しいとか嬉しいとか、そういう感情は一切なかった。
ただただ、ぐったり。
そんな状態で帰宅した僕のスマホに、彼女からLINEが届く。
Eちゃん「ご飯をたくさん食べてごめんなさい。女子っぽくないの、気になりますよね。
今度から気をつけます」
――いや、そこじゃねえよ。
思わずスマホを見つめながら、心の中でツッコんでいた。
僕「その点は別に気にならなかったよ。たくさん食べるのはむしろ可愛いと思うけどね」
するとすぐに、
Eちゃん「他にも気になることがあれば全部教えてください」
このメッセージを見たとき、少しだけ胸がざわついた。
実は、2回目のデートの帰り道、
僕は「彼女の性格って、ちょっと個性的とかのレベルじゃないかも」と感じていた。
なんとなく気になって調べたら、アスペルガー症候群という言葉に行き当たった。
・冗談が通じない
・一方通行な会話
・相手の感情や状況に無関心
・妙に強いこだわり
・無駄遣いの傾向(とくにUFOキャッチャー)
・しつこさ
・不躾な物言い
・睡眠の問題
…心当たりが、ありすぎる。
それで知ったんだが、アスペルガーの傾向がある人には、
「あいまいな表現」や「空気を読む」ってのが通じづらいらしい。
だからこそ、はっきりと、誠実に、わかりやすく伝えた方がいいと。
僕は慎重にメッセージを打ち込んだ。
僕「正直に言うとね、勝手に1人で先に歩いていったり、相手を気づかう様子がないところがちょっと気になったよ。あと、奢ってもお礼がなかったのは、普通ならおかしいと思う」
すると、即レスで返ってきた。
Eちゃん「奢らせようとしたこと、お礼を言わなかったこと、本当に申し訳ありませんでした」
Eちゃん「返金いたします」
いや、待て待て。
「そこまでしなくていいから」と返したが、彼女は止まらない。
Eちゃん「申し訳ございません。返金いたします」
僕「もう、気にしてないから大丈夫だよ」
Eちゃん「申し訳ございませんでした」
僕「だから大丈夫ってば」
Eちゃん「申し訳ありませんでした」
延々と続く“謝罪リピート地獄”。
挙句の果てに、僕が既読スルーを始めると、今度は謝罪スタンプの連打。
1つ、2つじゃない。10や20でもない。
100通超えてた。
冗談抜きで、スマホの通知音にイラついたの、久しぶりだった。
――まるで謝罪の大洪水。
さすがにこれは、煽ってるのか?とすら思った。
しかもこのスタンプ攻撃、2日間も続いた。
まさか、“謝罪がしつこい”っていう新ジャンルの疲労を味わうことになるとは思わなかった。
アスペにははっきり言ったほうがいいって言ったやつ出てこい!!
アスペ女子とのその後
彼女とは、あれ以来一度も会っていません。
謝罪のLINEはやがて止まったけれど、今度はスタンプをひたすら連打してくるようになって、本気で困っていた。
1通2通ならまだしも、ひっきりなしに来る。深夜でも構わずにだ。
さすがに限界で、僕はメッセージを送った。
僕「ごめん、スタンプの連投は本当に迷惑だからやめてくれない?」
……そしたら案の定、また謝罪ラッシュがはじまった。
「申し訳ありません」「すみません」「ごめんなさい」のループ地獄。
一体、何を伝えても謝罪にしか変換されないのかと、げんなりする。
仕方がないので、きっぱりと伝えた。
僕「連投がしんどいので、ブロックします」
そして、そのままブロック。
申し訳ないとは思ったけど、もう無理でした。
僕には、彼女を受け止める器が足りなかった。
SNSなんかを見ていると、
「アスペルガーは障害じゃなくて個性です」
「理解あるパートナーがいれば幸せになれる」
そんな言葉が流れてくる。
確かにそうなんだろう。
でも、実際に接してみて思った。
“理解”って言葉だけで語るには、かなりハードルが高い。
僕も、彼女とたった二回しか会っていない。
だから、本当はまだ分かり合える余地があったのかもしれない。
もっと経験を積めば、うまく付き合えたのかもしれない。
だけど、実際は、会うたびに心がすり減っていった。
“慣れるまで”がしんどすぎる。
しかも、仮に慣れたとしても、普通の相手より気を使うし疲れるのは間違いない。
たぶん、彼女のようなタイプとうまくやっていくには、
繊細な気遣いよりも、
「いいから黙って僕についてこい」
って言えるくらいの太さが必要なんだと思う。
優しさより、鈍感力とか割り切りの強さ。
だから、世の中にはこういう相手と付き合って、結婚してる人がいるって聞くけど……
本当にすごいと思います。
尊敬するというか、ご愁傷様というか…
以上、レイくんでした。
他のアスペ女子との話はこちら↓
記事作成中
メンヘラ女子との大変だった思い出話↓
記事作成中
PCMAX(R18)は、欲求不満の女性と出会うのに最適なサイトです。
恋愛関係だけでなく、セフレを見つけることもできます。
まだ利用したことがない方は、一度チェックしてみてください!
僕はドストレートなエロいプロフィールを用意して、
積極的に「直ホテル」で頻繁に会っています。
基本的には
①プロフィールをしっかり作りこむ
参考記事



②掲示板で募集して釣る

この2ステップでヤレます。
このブログでは出会い系での体験談や、出会い系攻略のためのステップをわかりやすく解説しています。

コメント